2008.7.20 作品
大家さんの孫、曾孫たちの創作品です。土とその辺の葉っぱと木の実が材料ですね。
ちなみに真中の男の子はとーーてもかわいいけど、すぐ叫ぶ!私に追いかけられると叫ぶ、
私が家に戻ろうとしても叫ぶ、ボールが予想外のところに飛んでしまうと叫ぶ、
遊んでる邪魔をすると叫ぶ(当然か)、とにかくすぐ叫ぶから何度「ハーうるさい!」
と言ったことか・・
毎日、「ノムッ!ノムッ!ノムモイ!」(お菓子、お菓子、お菓子ひとつ)と玄関前で叫びながら
待ち、私が行くと急にかわいい顔をして「ノムモイ」と小さい声で訴える姿には脱帽です。
毎日一緒に遊んでます(遊んでもらってる??かな)
2008.7.13
発電機
ビチェットの家に新しい発電機が登場!
使っていた日本製の中古が壊れて、下記画像の「YOKOHAMA」と書かれた中国製の
新品を購入。今までの日本製は電気3時間使って軽油1リットルだったのが中国製は2時間で
1リットルと多少燃費が悪いのですが、日本製の発電機が中古しかなく、ビチェットは新品
を選びました。
発電機が壊れてからしばらく夜電気を使っていなかったので、この発電機を設置し動き出した
瞬間に家族、親族、近所の人たちが集まって電気が実際付くのかではなく、音を出して動いてる
発電機を皆じっと眺めていました。
村にはまだまだ電気がとおっていないところがたくさんあります。
発電機を持っている家は大人気で、夜になるとやどこからともなく人が集まってきて、皆でTV
を見ます。
ビチェットの家も再び賑やかな夜を過ごすことでしょう。
←新品の発電機。310ドル。
これまで使ってた発電機はコチラ
2008.7.8 早朝花火!?
またタイトルに「!?」が付きます。
今日の明け方4時近く、寝てたら突然バーン、バーンというまさに爆音が聞こえ出しました。
こんな早くから花火かー、と寝ぼけながらも思いましたが、その音がなかなか終わらない。
しかもそんな爆音が続いているのに、近所の人たちが外に出るなどの気配がない・・・
まさか銃弾?もしかして銃撃戦になってる??もうすぐ選挙=危険という思いがあるので、
どんどん不安に・・そうだったら日本に連絡しようか、あれ?携帯にあまり通話の残金が残って
いない、でもそうだったら西本さんから連絡があるはず、などなど色んな思いでいましたが、
思い切って、玄関のドアを開けて外に・・・
空を見上げたら、きれーな花火が上がっておりました。
だいたい30分は続いてた早朝花火。
どうしてそんな早朝だったのか、まだ分かりません。
銃撃戦でなくて本当に良かったです。と、この音を聞いた誰もが特にカンボジア人は思ったはず。
・・・さすが選挙前です。
どうか何事もなく、選挙が終わりますように。
★7/9 なぜ花火をあげたのか分かりました。プレアビヒア寺院遺跡(タイとの国境にある)が
世界遺産に登録されたお祝いの花火でした!だからってそんな早朝に・・とは思いますが、
ここはカンボジア、お祝いだもんいつだって花火あげちゃいます!
プレアビヒア寺院遺跡行くぞーー!!
2008.7.1 井戸卒業!?
以前ここでも紹介した通り、この家の水は井戸水を水タンクに電気で上げて使っております。
ただこの家は自動ではないので、水タンクの水が無くなるころに手動で毎度入れなくてはならず、
いつも水タンクの水がどれだけ残っているのかを気にしなくてはいけませんでした。
それが・・
水道が通りましたーーー!
いつものように水を入れようとホースを差し込もうとしたら、大家さんの孫がきて、
「入れなくていい、水道が通ったんだ」と・・
私は「本当?本当?ほんとう?」と本当?をかなり連発しました。
そして早速水道を出してチェック。水が茶色くなーーい!匂いもなーーい!
メーター取付代7ドルで、毎月1㎥1500R(1ドル4000R)で利用した分を支払う。
今までは、井戸水だったので、実質掛かったのはタンクに水を上げる時に使う電気代だけだった
ので、料金は高くなりますが、やっぱ水道はいい!
と、一つ発展したことに感謝しております。
そして・・翌日朝起きて顔を洗おうと思ったら水が出ない!何があったのかと孫に聞きに行ったら
「わからない、水道止まった」と・・
せっかく水道が通ったのに、また井戸水を水タンクにあげて井戸水でなんとかしのぎました。
ここはカンボジア、水道もよく止まるさ!
井戸卒業!と思ったのもつかの間。お付き合いはまだまだ続きそうです。
2008.6.25
Born帰国
以下の会話、Born→B、ビチェット→V
V:「Born、帰国したら買ってきて欲しいものがある」
B:うん、何を?
V:「頭につけて使うライト」
B:うん、どんなの買ってくればいい?
V:「なるべく遠くまで照らすモノ、カンボジアで売ってるのはすぐ壊れるから」
B:わかった。ところで何に使うの?
V:「これから雨期でしょ、水いっぱいになるでしょ」
B:うん、そうなるよね。
V:「僕の村電気ないから真っ暗でしょ、飛ぶの早くて見えないよ」
B:???
V:「じゃ、お願いします。」
B:えっ?えっ??理解出来なくてごめん、一体何が飛ぶのが早くて見えないの?
V:「カ・エ・ル」
B:あーーー、カエル捕まえるんだー。
V:「そう、おいしいよ!カエルのお腹の中に豆とか野菜とか炒めたのを詰めて丸焼きするの」
B:へぇーー
V:「えっ、Born、食べたことないの!??」
B:絶対にない
V:「僕の村のカエルは街のカエルと違って水がキレイだからおいしいよ!」
B:日本で言うと、名古屋コーチンとそのヘンの鳥みたいに違うってことね。
V:すごくおいしいから今度作ったら持ってくるね!
私:わーーい! B:・・・
ビチェットに最高のライトを買ってきて下さい。Bornいってらっしゃい!
2008.6.22 バイク登録証
カンボジアには、ナンバーが付いていないバイクがたくさんありますが、ナンバー登録(15ドル)
をすると免許書ぐらいの大きさの証明カードが発行されます。下記画像↓
そこには、バイクの車種、色、何CCかなど記載されています。
ナンバーを付けていないと、警察に止められその度に6500R(1ドル4000R)ほど支払わなく
てはいけません。
青い線で囲ってる中に書かれているのが、そのままナンバーに表示されています。
2008.6.15 うちの大家さん
1か月に1回ぐらい、大家さんのおばあちゃんが、おじいちゃんの髪の毛と眉毛を切ってあげます。
どうしてそんなに時間がかかるのか分からないけど、大体いつも2時間くらいかけて切っています。
その間ただでさえ無口なおじいちゃんはずーーとおとなしく座ってます。
おばあちゃんの道具は、紙とか切る普通のハサミとクシ。
普段とてもおしゃべりなおばあちゃんも、この時ばかりは老眼鏡をかけて黙ってハサミを持ち続け
かなり真剣。
床屋さんへ行けば1ドルで15分もかからないけど、こんな夫婦の時間もいいなーと思いながら
いつも眺めています。
このようなカンボジアらしい穏やかな時間やコミュニケーションって、忙しくしてる日本ではあま
り考えられないけど本当はとても大事なのかもしれません。
耳をひっぱられても表情変えず無言のおじいちゃん